意味がわかると怖い話 一覧
町から届いた記録
全25件。本編はくろこの記録へ。
1話完結
うさぎ組の連絡帳
保育園と家を毎日行き来した、九月の連絡帳です。新しい担任の先生は、そうたくんのことを、少しくわしく聞きすぎます。
恋人が早起きになった
用水路に落ちて入院した恋人の、前のアカウントに送ったメッセージです。退院してから、彼は毎朝六時に、落ちた用水路のほうへ出かけていきます。
くらしの調査票
郵便受けに届いた、市の生活調査の調査票です。質問が進むほど、聞かれることがおかしくなっていきます。
寄せ書きの分担表
わたしの送別会の、寄せ書きの分担表です。同僚たちの『思い出』が、少し細かすぎます。
コピー機に残っていた張り紙
土曜の夜、コンビニのコピー機に残っていた、うちのマンションの張り紙です。焼け跡から見つかった物は、どれも私のゴミ袋に入れた物と同じだそうです。
返ってきたヘアクリップ
隣の部屋の親切な女性とのメッセージです。留守のあいだに、誰かが部屋に入っているようです。
星5つの一軒家
書いた覚えのない、わたしの星5つの口コミです。宿で眠っているあいだのことまで、書かれています。
遠くに越した友だち
新しい職場へ引っ越した親友とのメッセージです。しばらく既読がつかなかったあと、今度は既読がつくのが早すぎます。
母が漢字を覚えた
実家の母は、ひらがなしか打てません。その母から、ある夜とつぜん漢字のメッセージが届きます。
深夜の留守番、時給1,800円
1年勤めた深夜バイトの、今年の求人票です。応募資格の身長と髪型が、去年から変わっています。
続報
1話完結の記録の「その後」。元の記録を先に読んでください。
引き継ぎ書
新しい職場のファクスに届いた、前の会社からの引き継ぎ書です。辞めたあとのわたしのことまで、書かれています。
担当の森下さん
ボヤのあと、管理会社の担当者と交わしたメッセージです。担当者は、私が部屋の中でしかしていないことまで知っています。
引っ越し先のお隣さん
引っ越し先の、隣の女性とのメッセージです。お隣さんは、話していないことをいくつも知っています。
ゲストへの評価
あの民泊のホストが、わたしに付けた星5つの評価です。泊まったのは二晩だけなのに、よく見ています。
ナツミのお母さん
亡くなった親友のスマホを預かる、そのお母さんとのやりとりです。電源を切ってしまったはずのスマホから、平日の夜、同じ時刻にメッセージが届きます。
実家に帰った妻
実家へ帰った妻とのメッセージです。妻の母は、娘の顔を見て、別の人の名前で呼びます。
前の人のノート
10月から、ある人の代わりに暮らすアルバイトをしています。前の人が残したノートには、自分では分からないはずのことまで書いてあります。
連作
1日1話ずつ届く、つながった記録。第1話から順に。